宅内ネットワークの構成

我が家のネットワークについて紹介します。

①構成要素

まず契約している回線についてですが、コラボレーション契約の光回線(ファミリー・ハイスピードタイプ)1本となります。 これを大元として宅内の構成要素として、構成している機器としては以下の通りです。

・NTT東日本製 PR-400MI(GV)
→フレッツテレビのGV-ONUと光電話ルーターが一体型となった機器。HGW(ホームゲートウェイ)
・ヤマハ製 RTX1210
→メインのルーター LAN2がWAN・LAN1が宅内LAN・LAN3は公開サーバー用DMZ
・ヤマハ製 RTX830
→DMZ内ルーター
・ヤマハ製 RTX1200
→自室内ルーター
・TP-LIN製 Archer C80
→家族用のWi-Fiアクセスポイント
・TP-LINK製 ArcherC7
→自室内のWi-Fiアクセスポイント

②実際の写真

基幹部分はこんな感じ

1階の飲料水ストックと同じ場所に設置しています。
左下に若干存在しているのがGV-ONUとひかり電話ルーターの一体型HGWです。
左上がRTX1210、右隣はDMZとなるRTX830です。
中段にあるシスコルーターは職場の上司から譲っていただいたもの。実験用ルーターです。
中央にあるのは京都の嵐山にある電電宮のお守りです。各ルーターには情報御守の札も貼ってます。

シスコルーターの左の空間には2つのRaspberry Pi 4が収納されています。
写真には写っていませんが、シスコルーターの後ろに500GBの外付けHDDが存在してます。
奥にあるのは家族も利用できるNASを構成しているラズパイ、手前はWebとメールサーバー用。

自分の部屋は3階にあるため1階からLANケーブルを這わせて配線しています。

ルーター間やルーター→ハブ・ルーター→Wi-Fi APなど重要なケーブルはその両端に左のようなタグをつけています。画像は自室内のRTX1200のLAN2に取り付けているタグ。配線の整理をする時など、機器から外した際に判別が容易になります。後は見た目がカッコいい。

③物理配線図

宅内配線の経路を整理するために自分で作った配線図です。
逸般の誤家庭に憧れて色々配線や機器などを変更しましたが、しばらくは今の形で落ち着きそう。
家族の満足度も高い仕上がりとなっております。

④ネットワーク設計

自分以外の家族はスマホがほとんどですが、妹についてはPS4やノートPCなども接続を必要としています。
現在の環境の設計については

・全端末MACアドレス認証+IPアドレス固定
・自分と家族用でネットワークを分ける
・全ての部屋に快適なWi-Fi環境を提供する
・家族全員が利用できるファイルサーバー
・遅い、途切れるを感じない

正直MACアドレス認証はお気持ちセキュリティです。というかどちらかというとセキュリティよりも
DHCPによる自動割り当てではなく、固定にしたいので追加でやっている感じ。
ファイルサーバーやWi-FiのAPなどは死活監視などの都合上、IPが変動すると面倒だし。

ネットワークの分離については当初勉強がてらにVLANを使うつもりでした。
しかし、ヤマハのルーターではポート分離などを使うとv6が使えなくなるっぽいのでやめました。
そもそも物理的にヤマハルーターが3台あるので、物理的に分離すればOK。

Wi-Fiについては当初3階の自室に1台だけ。これだと1階まで十分に電波が到達しない。
ネットワークを分離するためにも、同じTP-Link製のAPを2階に設置。
Androidのアプリ「Wi-Fi Analyzer」を用いて自宅周辺のAP状況を確認した上で、
2.4Ghzと5Ghzのチャンネルを分けて設定します。

ファイルサーバーについては、ラズパイで構築しました。詳細は追って書くつもりです。
アニメを大量に入れて、2階のテレビに接続してあるFireTVを用いて視聴することができるようになってます。

各階・各ルーターやAP間についてはCat6AのLANケーブルを接続していて、全区間ギガビット対応です。
fast.comの速度測定では、有線接続では200Mbps以上、無線でも150Mbps以上が測定できます。
IPv4 PPPoEとIPv6 IPoEの両方に対応しているためNTT通信網終端の輻輳の影響も受けにくいようになってます。

各項目について詳しく書くとかなりの長文になってしまうので、後々書いていくつもりです。


高木
  • 高木

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